庭石の破砕に挑戦
のびです。
前回の物置の検討から、物置設置予定のスペースにおっきな庭石（約２トン）が居座っていると書きました。今回はこれを手で運べるくらいの大きさに割りたいと思います。処分は専門の業者に依頼する事になりますが、一旦、邪魔にならないところに置いておく事にしました。
※川原等に石を捨てるのは、不法投棄になるので、絶対にダメです！
また、工具での穴あけ中はかなりの音がするので、注意が必要です。
必要な道具
ネットで調べると色々方法がありましたが、セリ矢を使った方法で割ることにします。石に穴を空けて、その穴にセリ矢をハンマーでたたき込んで、石を割るという事で、私にも出来そうな気がしたからです。（曖昧）
しかし、なーんにも道具を持っていませんので、それを揃えるところから行いました。
ハンマードリル
石にセリ矢を入れる為の穴を空けるのにドリルが必要ですが、普通のドリルだとうまく穴を空けることが出来ません。打撃を与えながら穴を空けられる「ハンマードリル」という道具があります。
マキタ ハンマドリルAC100V式 26mm/ハツリ可 SDS+ HR2631F
他で使用予定がありましたので、私は購入しましたが、高額なのでホームセンター等のレンタルで十分だと思います。大体一日、１０００円前後で借りられるかと思います。
ドリルビット
ハンマードリルにつけるドリルビットです。ハンマードリルに合う形状のドリルを選ぶ必要があります。マキタのハンマードリルHR2631Fは、SDSプラスシャンクです。メーカーや同じメーカーでも機種によって違うので、購入前によく確認する事が必要です。
また、石に穴を空けるので、丈夫なのが良いと思い、超硬ドリルを選択しました。
マキタ(Makita) 3Dプラス超硬ドリル(SDSプラスシャンク) 径19.0mm 全長315mm A-54732 (金属・金工)
１９ｍｍのセリ矢を購入予定でしたので、ドリルビットも１９ｍｍにしました。全長はセリ矢の長さ以上あれば良いだろうと思い、２５０ｍｍ程度にしました。
上記、ドリルビットの形状を確認した方が良いと書きましたが、nobi22は形状を間違って注文してしまいました。SDSマックスシャンクという形状のドリルビットを間違って購入し、ハンマードリルに装着出来なかった時の絶望感は壮絶なる感じでした。
スポイト
穴あけの後に石の粉が穴の中にたまるのでそれを飛ばす為に購入しました。穴あけ時に石の削り粉があると、穴があけにくいと思い、その時用にと購入しましたが、思いのほか石の削り粉があってもスムーズに穴あけ出来たので、いらないと思いました。
本来なら、穴の中を綺麗にして、穴あけするもんなんでしょうけどね。
ビット用グリス
ハンマードリルのチャックと、ビッチの勘合部分に塗るグリスです。ハンマードリルの取扱説明書に書いてあったので、購入しました。ハンマードリルを長持ちさせる為のメンテナンス用です。
セリ矢
棒型の金具は先端が細く、ハンマーで叩く側に向かって太くなっており、L型の金具を二つ穴に入れて、真ん中に棒型の金具を入れてハンマーで打ち込むと、広がる方向に力がかかるので、石を割る事が出来ます。
ドリルの径を１９ｍｍにしたので、セリ矢も１９ｍｍにしました。セリ矢の径は大きくなるほど割るのが難しくなる（ハンマーでセリ矢をたたくのがしんどくなる）ような気がしたので、適度な大きさを選択しました。この辺りは石の大きさに合わせて径や工具を選ぶと良いと思います。
ハンマー
セリ矢を打ち込む為のハンマーです。丈夫で使いやすそうなサイズだったのが決め手です。
私は、ハンマーで打ち込む時に軍手で行いましたが、手を守るという意味で、下記のような衝撃吸収の手袋を使用するのも良いかもしれません。
丸五 まもるくん910 ブラック L MAMORU910-BK-L
安全メガネ
目の保護用です。ハンマードリルで穴開け中に微細な破片が飛んでくるので、それらから目を守る為に必要です。私はホームセンターで購入しました。
下のリンクは参考までに、メガネの上からかけられるオーバーグラスの保護メガネです。
ミドリ安全 一眼型 保護メガネ オーバーグラス VS301H
安全靴
人から言われて急遽購入しました。石を割った後に、誤って足の上に落としてしまった時には、足の指が取り返しがつかないくらいの重傷となるので、安全靴は必須だと怒られました。安全靴は、指先あたりに鋼製等の板が入っており、指先を守ってくれるようになっています。私は、ちょうど長靴が家に無く欲しいと思っていたので、靴タイプではなく、安全長靴を購入しました。ホームセンターで購入しましたので、下記の長靴は参考程度にして下さい。
弘進ゴム セーフティーブーツSBHD-3118 ネイビー 25.5cm SBHD3118NV25.5CM
最後に
実際に揃えた写真です。セリ矢は四本購入していますが、石目を読んで割るプロや石割が上手な人は、２本程度で割るようです。大体は３本で割れるようですが、私は、素人なので、セリ矢が石の間に入って抜けなくなっても大丈夫なようにと、４本購入しました。
庭石の破砕は６月末頃に完了したので、順次、ブログにアップする予定です。
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